旅行する際、どの観光地に行ったら良いか迷う方は多いと思います。この記事では青森県青森市やその周辺エリア(弘前市・つがる市・十和田市など)の観光スポットを紹介します!
目次
青森エリア(青森県)
【大規模な縄文時代の遺跡】三内丸山遺跡
縄文時代前期から中期にかけての大規模な集落跡で、竪穴建物・土器・石器・骨格製品などがこの場所で出土しました。「北海道・北東北の縄文遺跡群」として世界文化遺産に認定されており、縄文時代の雰囲気を体験できる観光スポットとなっています。
【基本情報】 【交通アクセス】
【南部氏・津軽氏から信仰されていた】善知鳥神社
善知鳥神社(うとうじんじゃ)は善知鳥中納言安方(うとうちゅうなごんやすかた)という人物がこの地に小さな祠を建て、市杵島姫命・多岐津姫命・多紀理姫命の宗像三女神を祀ったことを起源とする神社です。安方が亡くなった後にこの地に鳥がやってきて「ウトウ」「ヤスカタ」と鳴いたという言い伝えも残っているそう。一時期は荒廃していましたが坂上田村麻呂により社殿が再建されたほか、南部氏や津軽氏からの信仰も篤かったそうです。
【基本情報】 【交通アクセス】
【東北の熱海・青森の奥座敷】浅虫温泉
青森市東部に位置する浅虫温泉は温泉地のほかに青森県営浅虫水族館・サンセットビーチあさむし・浅虫ヨットハーバーなどがある青森市のレジャースポットで、「東北の熱海」「青森の奥座敷」などとも呼ばれています。昔はこの地で繊維をとるためにアサを蒸していたことから「浅虫」と呼ばれるようになったそうです。円仁や法然がこの地で温泉を見つけたとされており1000年以上の歴史があります。弘前藩の御休所として利用されたほか、明治天皇が北海道へ向かう際は浅虫温泉に立ち寄られたそう。
- ナトリウム・カルシウムを含んだ泉質で神経痛やリウマチに効果あり!
- 郷土菓子「くぢらもち」が浅虫温泉の名物グルメ!
【混浴大浴場『ヒバ千人風呂』で有名】酸ヶ湯温泉
八甲田山の麓に位置する酸ヶ湯温泉(すかゆおんせん)は酸性が強い泉質で神経病・皮膚病・リウマチに効果があるといわれています。1684年(貞享元年)の開湯。狩人が傷を負っていたシカを追っており、3日後にそのシカを見かけると傷を負っていたと思えないくらい元気に走っており、不思議に思った狩人が近くで温泉を見つけたことから「鹿湯」と呼ばれ、その後「酸ヶ湯」と呼ばれるようになったという言い伝えがあります。
- 体育館ほど広い総ヒバ造りの混浴大浴場「ヒバ千人風呂」で有名!
- 八甲田山への登山とセットで楽しめる!秋の酸ヶ湯温泉は紅葉の名所。
弘前エリア(青森県)
【貴重な現存天守!】弘前城
弘前城(ひろさきじょう)は弘前藩主・津軽氏の拠点だったお城で、江戸時代当時の天守が残る「現存十二天守」の1つ。現在は弘前公園として整備されています。当時は鷹岡と呼ばれていたこの地に1611年(慶長16年)に津軽為信・津軽信枚により鷹岡城が完成しました。しかし1627年(寛永4年)に落雷によって鷹岡城は天守を含めた建物が焼失。翌年にこの地は「鷹岡」から「弘前」に改称されましたが、天守が無い時代がしばらく続き、1810年(文化7年)に三層三階の天守が建てられました。1873年(明治6年)に廃城となり一部の建物は解体されたものの、天守や3棟の櫓・5つの門は当時の姿のまま残されています。
- 貴重な現存天守!江戸時代の天守が当時の姿のまま残る。
- 弘前公園は桜の名所!。
【基本情報】 【交通アクセス】
【津軽国一宮・北門鎮護】岩木山神社
標高1625mの岩木山(いわきさん)は古くから神体山として信仰されていました。780年(宝亀11年)に山頂に社殿が建立されたことを起源とし、800年(延暦19年)に坂上田村麻呂が山頂の社殿(奥宮)を再建、山麓に下居宮(現在の厳鬼山神社)を建立します。その後は遷座や焼失・再建を繰り返し、1603年(慶長8年)に津軽為信によりこの地に百沢寺が建立、明治時代の神仏分離により岩木山神社となり現在に至ります。津軽藩総鎮守・北門鎮護として信仰されてきたほか、社殿は神仏習合時代の名残が見られることや豪華な装飾が見られ、日光東照宮を思わせることから「奥日光」とも呼ばれています。現在の本殿は1694年(元禄7年)、拝殿は1640年(寛永17年)に建立されました。
五所川原・つがるエリア(青森県)
【千本鳥居が美しい】高山稲荷神社
高山稲荷神社はつがる市牛潟町の日本海沿いに鎮座する神社で、宇迦之御魂命・佐田彦命・大宮能売命を祭神として祀っています。赤穂藩士の寺坂三五郎が赤穂城内の神様を頂き、その後寺坂三五郎の子孫が「高山の霊地に祀れ」とお告げを受けてこの地に神社が建立されたとされています。200基以上の赤色の鳥居が建ち並ぶ千本鳥居の風景が美しいことで有名。高山稲荷神社近くの沖合で1889年(明治22年)にチェスボロー号の座礁事故が発生しており、境内にはチェスボロー号遭難慰霊碑が建てられています。
十和田エリア(青森県)
十和田湖
青森県十和田市と秋田県鹿角郡小坂町にまたがる十和田湖は最大水深326.8mで日本で3番目の水深を持つ湖です。十和田火山の噴火によりできた陥没した地形に水が溜まり湖となったカルデラ湖で、御倉半島と中山半島の2つの半島を持つことが特徴です。
- ヒメマスの塩焼き・ワカサギ・きりたんぽ・十和田バラ焼きなどが十和田湖周辺の名物グルメ!
- 遊覧船で十和田湖の景色を楽しめる!
- 十和田湖畔温泉で宿泊できる!
奥入瀬渓流
奥入瀬渓流(おいらせけいりゅう)は十和田湖の北東に位置する約14㎞にわたる渓谷で、十和田湖が決壊して形成されたといわれています。岩・石垣・橋など様々なものが苔で覆われていることや「銚子大滝」「阿修羅の流れ」「雲井の滝」などの滝や景勝地が連続することが特徴。木々の間から差し込む木漏れ日の景色が美しいです。
【基本情報】 【交通アクセス】
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