旅行する際、どの観光地に行ったら良いか迷う方は多いと思います。この記事では福岡県北九州市やその周辺エリア(宗像市・山口県下関市・大分県中津市など)の観光スポットを紹介します!
小倉エリア(福岡県)
【細川氏により発展した小倉】小倉城
小倉城は「勝山城」「指月城」とも呼ばれており、1569年(永禄12年)に毛利氏により築かれました。1600年(慶長5年)の関ヶ原の戦いの後に小倉城に入城した細川忠興が大規模な城の改築や城下町の整備が進み、小倉城の東側を流れる紫川を境に西側は武家地、東側は町人や下級武士が暮らす町としました。1837年(天保8年)に天守と本丸御殿が焼失。現在の天守は1959年(昭和34年)に再建されたものです。小倉城天守の1階は小倉城を紹介するシアターが設置、2階は細川家・小笠原家・3階は宮本武蔵・佐々木小次郎を紹介しており、5階の展望スペースからは小倉市街地を一望することができます。小倉城天守に隣接する小倉城庭園は小笠原氏の下屋敷を復元した大名庭園で、伝統的な書院造りの建物から庭園の美しい景色を楽しむことができます。
- 小倉城天守5階からは小倉市街地を一望できる!
- 小倉城庭園では四季折々の美しい景色を楽しめる!
【基本情報】 【交通アクセス】
【小倉祇園太鼓で有名!】八坂神社
1617年(元和3年)に小倉藩の総鎮守として建立された神社です。創建当時は「小倉祇園社感応院」という名称だったため「小倉の祇園さん」として地元住民に親しまれています。八坂神社の例大祭として400年以上続く小倉祇園太鼓は「全国三大祇園」の1つで、山車に付けた太鼓を叩きながら練り歩く姿は迫力があります。
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【石灰岩が姿を現すカルスト台地】平尾台
北九州市小倉南区や行橋市などの自治体に跨る標高370~700mのカルスト台地で、草原から石灰岩が姿を現す特徴的な風景が広がっています。千仏鍾乳洞・青龍窟など約200か所の鍾乳洞があるといわれており、洞窟を探検するケイビング体験ができます。
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【冒険気分を楽しめる!】千仏鍾乳洞
カルスト台地が広がる平尾台の東端にある鍾乳洞で、平尾台に200以上ある洞窟の中で最大規模です。地下水の浸食により形成されたと推測されています。約900mの洞内のうち、入口から約480mまでは普段着で見学可能。それより先は水に足を入れながら進む「奥の細道」と呼ばれるエリアとなり、探検しているような気分になることができます。
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門司エリア(福岡県)
【明治・大正の建物が多く残る】門司港レトロ
明治時代から昭和初期にかけての門司港は石炭・米・麦などを扱う特別輸出港や外交航路の拠点として栄え、金融機関・商社・海運会社などの支店が門司港に置かれました。門司港駅周辺は「門司港レトロ」と呼ばれる観光エリアとなっており、明治時代または大正時代に建てられた門司港駅舎・旧三井倶楽部・旧大阪商船・旧門司税関などレトロな建物が多く残されています。
- 門司は焼きカレー・ちゃんらーなどのグルメが有名!
【歩いて関門海峡を渡れる!】関門トンネル人道
1958年(昭和33年)に開通した本州(山口県下関市)と九州(福岡県北九州市)を繋ぐ全長約780mの歩行者用の海底トンネルで、関門海峡を歩いて移動することができます。自転車は押しながら歩いて通行することも可能。トンネルの中間付近には山口県と福岡県の県境があり、海底に県境標識があるのは珍しいです。
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【九州最北の神社!関門橋を眺められる】和布刈神社
和布刈神社(めかりじんじゃ)は関門海峡に面し九州最北端に位置する神社で、境内からは関門橋を見上げることができます。神功皇后が三韓征伐の勝利を神様に感謝するために200年(仲哀天皇9年)に建立されました。三韓征伐のお祝いとして神功皇后がわかめを神に捧げたという古事に由来し、神職がわかめを刈り取る「和布刈神事」が毎年旧暦元日に行われます。
- 関門海峡を近くで眺めるなら和布刈神社がおすすめ!
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八幡・中間エリア(福岡県)
【100億ドルの夜景】皿倉山
標高622mの皿倉山は「100億ドルの夜景」と呼ばれるほど美しい夜景を眺めることができます。山頂へはケーブルカー・スロープカーで登ることが可能。神功皇后がこの山から下山した際に「更に暮れたり」と言ったことから「皿倉山」と呼ばれるようになったそうです。
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- 北九州1番の夜景スポット!デートにおすすめ!
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【日本の近代化を支えた】八幡製鉄所東田第一高炉跡
明治維新による富国強兵の1つとして1901年(明治34年)に官営八幡製鐵所が操業開始しました。官営八幡製鐵所の施設の1つであった東田第一高炉は数度の改修を施されながら1972年(昭和47年)まで操業。現在は東田第一高炉をモニュメントとし、八幡製鐵所の歴史を伝える史跡公園として整備されています。
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【八幡製鐵所を陰ながら支えた】遠賀川水源地ポンプ室
1910年(明治43年)に官営八幡製鐵所により建設されました。「イギリス積み」という方式で積み上げられた赤レンガの建物が特徴的。現在も約11㎞離れた日本製鉄八幡製鉄所で必要な水の約7割をパイプライン経由で送水しています。敷地内は立ち入り禁止のため、外観からのみの見学となります。
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宗像エリア(福岡県)
宗像大社
(編集中)
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下関エリア(山口県)
【リトル釜山と呼ばれるコリアタウン】グリーンモール商店街
下関は韓国の釜山とフェリーで結ばれていることから韓国との繋がりが強い地域です。グリーンモール商店街は韓国グルメを楽しむことができる飲食店・チマチョゴリを扱う衣料品店など在日コリアンが営むお店が集まるコリアタウンとなっており、「リトル釜山」とも呼ばれています。
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【関門海峡を一望!】海峡ゆめタワー
1993年(平成5年)に完成した高さ153mのタワーでガラス張りの外観が特徴です。高さ143mの展望室からは関門海峡・巌流島・下関や北九州の市街地を一望できるほか、タワーの光は季節や曜日によって様々なライトアップを楽しむことができます。
【山口県1番のグルメスポット!】唐戸市場
古くから交通の要衝であった下関は明治時代以降になると貿易や外国航路の拠点として栄え、唐戸周辺には魚・野菜・果物などを扱う市場が形成されていきました。唐戸市場は地元漁師が獲得した魚・育てた魚を直接販売することや、市場関係者と観光客が直接会話できることが特徴。市場食堂では新鮮なフグ・マグロ・ウニなどを食べることができるほか、金曜土日祝日に行われる「活き活き馬関街」では寿司バトルが開催されその日に獲れた新鮮なお魚を使った寿司やどんぶりを食べることができます。
- 下関はフグが有名!地元では「ふく」と呼ばれることもある。
【日本最古の領事館】旧下関英国領事館
1906年(明治39年)に完成した2階建てレンガ造りの建物で、領事館として建設された建物としては日本最古です。明治時代の下関は西日本の国際都市として発展しており、当時の駐日英国大使により下関に領事館が設置されました。
壇ノ浦古戦場
(編集中)
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【竜宮城みたい!】赤間神宮
1185年(文治元年)の壇ノ浦の戦いの際、8歳で関門海峡に入水した平清盛の孫にあたる安徳天皇を祀る神社です。安徳天皇と一緒に入水した祖母は「海の底にも都がある」と言ったそう。水天門は竜宮城をイメージした「竜宮造」と呼ばれる建築様式で、色鮮やかな朱色のデザインは赤間神宮で1番の見どころです。
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【宮本武蔵と佐々木小次郎の決闘地】巌流島
宮本武蔵と佐々木小次郎が結党した場所と知られており、両者の銅像が建てられています。この決闘で宮本武蔵が勝利、佐々木小次郎は敗れましたが、佐々木小次郎は「巌流」と名乗っていたことがこの島が「巌流島」と呼ばれるようになった由来です。
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【季節の花々を楽しめる庭園】長府毛利邸
1903年(明治36年)に長府毛利家第14代当主の毛利元敏により完成した建物で。石垣と白壁に囲まれた武家屋敷造りの母屋と庭園からなり、庭園では季節の花々を楽しむことができます。長府毛利邸に明治天皇がご宿泊されたこともあり、明治天皇ご宿泊の間は当時のまま残されています。
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【本州最西端の地】毘沙ノ鼻
本州最西端に位置する岬です。展望広場からは日本海を一望できるほか、日本海に沈む夕陽を眺めることができます。
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【赤い鳥居と海の眺めが美しい!】福徳稲荷神社
稲城山・犬鳴き山と呼ばれている場所に鎮座する神社で、景行天皇の時代より景勝地とされていました。朱色の鳥居越しに眺める響灘は絶景で、夕日のスポットとしても知られています。元乃隅神社のような千本鳥居が福徳稲荷神社の境内に建っています。
- 朱色の鳥居がたくさん並ぶ千本鳥居の景色が美しい~
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【美しい海に囲まれながらドライブ!】角島大橋
本州と角島を結ぶ全長1780mの角島大橋は2000年(平成12年)に開通しました。コバルトブルーの美しい海に囲まれながら橋を一直線にドライブできることから、山口県を代表する絶景スポットとして知られています。
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