旅行する際、どの観光地に行ったら良いか迷う方は多いと思います。この記事では石川県小松市やその周辺エリア(加賀市・能美市など)の観光スポットを紹介します!
目次
小松エリア
【天守台石垣・鰻橋御門が現存】芦城公園・小松城跡
小松城は1576年(天正4年)に若林長門守により築城。1615年(元和元年)の一国一城令により廃城となりますが、1639年(寛永16年)に前田利常の隠居城として再築城。金沢城の2倍の城域があったそうです。明治維新に廃城となった後は芦城(ろじょう)公園として整備され、小松市立博物館・小松市公会堂・前田利常銅像などがあるほか、天守台石垣や鰻橋御門など小松城の遺構も見られます。
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安宅住吉神社
安宅(あたか)住吉神社は住吉三神(底筒男命・中筒男命・表筒男命)を祀る神社です。782年(天応2年)に創建。源義経らが奥州へ向かう際、安宅の関の関守であった富樫泰家に疑われたものの難を逃れたことから、安宅住吉神社は「難関突破の神様」として知られています。
【岩窟内に本殿がある】那谷寺
那谷寺(なたでら)は千手観世音菩薩を本尊とする高野山真言宗別格本山の仏教寺院です。717年(養老元年)に泰澄が千手観音を岩窟に安置したことが那谷寺の起源。986年(寛和2年)にこの地を訪れて感銘を受けた花山法皇は、観音霊場三十三カ所のうち一番「那智」と三十三番「谷汲」から1字取り「那谷寺」と名付けたといわれています。近世には前田利常により伽藍が再建。松尾芭蕉がこの地を訪れて句を詠んだという記録もあります。1642年(寛永19年)に再建された本殿「大悲閣」は岩窟内に造られていることが特徴。本尊の千手観世音菩薩は33年に1度のみのご開帳です。
【加賀温泉郷・北陸最古の温泉】粟津温泉
加賀温泉郷の1つである粟津温泉は約1300年に開湯されたと伝わり北陸最古の温泉地といわれています。硫酸塩泉の泉質は美肌・血行促進・神経痛などに効果があるそうです。粟津温泉では江戸時代から「おっしょべ恋物語」という恋愛物語が伝わることから粟津温泉は「恋人の聖地」として知られており、全国各地からプロポーズのために粟津温泉を訪れます。
加賀エリア(石川県)
【加賀温泉郷・湖畔の温泉地】片山津温泉
加賀温泉郷の1つである片山津温泉はナトリウム・カルシウムを含んだ泉質で、冷え性・神経痛・筋肉痛・関節痛などの効果があるとされています。「潟の湯」「森の湯」といった2つの浴室と「まちカフェ」がある総湯からは柴山潟の景色を一望することが可能。1920年(大正9年)に芸妓の練習場所として建設された芸妓検番が現存し、現在は「花館」として芸妓が使用していた衣類や小道具の展示が行われています。
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【加賀温泉郷・明治時代の総湯を復元】山代温泉
加賀温泉郷の1つである山代温泉は、725年(神亀2年)に行基がこの地で八咫烏(やたがらす)を見つけて手を浸すと温泉を見つけたことから開湯され、明智光秀・北大路魯山人・与謝野晶子など歴史的人物が多く訪れています。ナトリウム・カルシウムを含んだ泉質で冷え性・うつ・皮膚乾燥に効果があるそう。山代温泉は「総湯」と「古総湯」の2つの公衆浴場があることが特徴。明治時代の総湯を復元した古総湯は入浴しながら温泉の歴史や文化が楽しめることができます。
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【加賀温泉郷・自然豊かな温泉地】山中温泉
加賀温泉郷の1つである山中温泉はナトリウム・カルシウムを含んだ泉質で神経痛・筋肉痛・冷え性などに効果があるといわれています。山中温泉周辺は鶴仙峡という景勝地であることから自然豊かな景色を楽しめることが特徴。公衆浴場の総湯「菊の湯」、芸妓の踊りを見ることができる「山中座」、山中漆器や九谷焼などのお店が並ぶ「ゆげ街道」などが山中温泉の見どころです。
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【S字の特徴的な形状】あやとりはし
あやとりはしは山中温泉の近くを流れる大聖寺川(鶴仙峡)に架かるトラス橋です。ワインレッド色であることとS字の形状であることが特徴で、名前の通りあやとりのような形をしていることが特徴です。
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【岩石が露出した特徴的な景観】尼御前岬
日本海に面する尼御前岬(あまごぜんみさき)は岩石の肌が露出する特徴的な景観を見ることができる岬です。源義経が奥州へ向かう際、共にしていた女が安宅(あたか)の関を越えることの厳しさを感じたため、この地で自ら身を投げたという言い伝えがあることが「尼御前」という名前に関係していると推測されます。
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