旅行する際、どの観光地に行ったら良いか迷う方は多いと思います。この記事では静岡県静岡市やその周辺エリア(焼津市・藤枝市・島田市・川根本町など)の観光スポットを紹介します!
静岡エリア
【徳川家康が隠居したお城】駿府城公園
1585年(天正15年)に徳川家康により築城され、その翌年に徳川家康は浜松城から駿府城に移りました。徳川家康は一時期江戸に移りますが、晩年は大御所として駿府城に隠居しました。明治時代に駿府城の建物は解体され、本丸跡・二の丸跡は都市公園として整備、三の丸跡には静岡県庁・静岡県警察本部などが建っています。平成以降に巽櫓・東御門・二ノ丸神櫓などが復元されたほか、紅葉山庭園では季節の花々や景色を楽しむことができます。
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【駿河国総社】静岡浅間神社
神部神社・浅間神社・大歳御祖神社で構成されている静岡浅間神社は、駿河国総社として扱われる格式の高い神社です。1555年(元治元年)に徳川家康がこの地で元服したことから、徳川家からの信仰も篤かったそうです。総漆極彩色の豪華な社殿はとても見ごたえがあり、高さ25mの大拝殿は木造神社建築としては日本一の大きさです。
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【弥生時代の遺跡】登呂遺跡
1943年(昭和18年)にこの地に軍事工場を建設する際に発見された弥生時代の遺跡で、水田・井戸の跡や竪穴状平地建物・高床倉庫の遺構などが見つかったそうです。静岡市立登呂博物館では登呂遺跡で発掘された土器・木器・石器の展示、火起こし体験・疑似田植え体験を実施しています。
- 復元された竪穴状平地建物・高床倉庫が建つ!
- 火起こし体験・疑似田植え体験ができる!
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【徳川家康を祀る・豪華絢爛な社殿】久能山東照宮
標高216mの久能山は武田信玄が久能城を築くなど、古くから駿河国の重要な場所でした。「太平の世」を築き、晩年は大御所として駿府城を拠点としていた徳川家康は1616年(元和2年)に駿府城で死去。家康の三男である徳川秀忠は家康の遺言に従い遺骸を久能山に埋葬し、久能山東照宮を建てました。
- 「権現造」の社殿は当時の最高建築技術を結集した傑作!豪華な総漆塗りの外観!
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清水エリア
【駿河湾・富士山の絶景スポット!】日本平
標高307mの有度山を中心とする丘陵地で、日本平夢テラスや東展望台からは清水市街地・駿河湾・富士山を眺めることができるほか、夜景スポットとしても知られています。日本武尊(ヤマトタケル)が東征する際に静岡付近で敵から火攻めにあい、その難を逃れた後にこの場所にたどり着いたことから「日本平」と呼ばれるようになったという言い伝えがあります。
- 日本平周辺には久能山東照宮・日本平動物園・三保の松原など観光スポット多数!
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【松原・駿河湾・富士山の景色が美しい】三保の松原
約7㎞にわたり松林が生い茂る海岸と駿河湾を挟んで富士山を眺められる風景が特徴的で、歌川広重の浮世絵の舞台にもなりました。
- 気比の松原(福井県敦賀市)・虹の松原(佐賀県唐津市)と並び、三保の松原は「日本三大松原」の1つ!
- 松原と駿河湾と富士山が一緒に映る景色が美しい…。
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【東海道の絶景スポット!】薩埵峠
東海道の由比宿と興津宿の間に位置する峠です。古くから薩埵峠(さったとうげ)は交通の難所知られており、山が海へ突き出す地形で海岸線を通ることも難しかったことから、東海道を移動する人々は山側へ迂回するために薩埵峠を通っていました。薩埵峠から眺める駿河湾と富士山は絶景として知られており、歌川広重の浮世絵で描かれたり和歌で詠まれるなど、古くから薩埵峠からの絶景は評価されていました。
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焼津・藤枝エリア(静岡県)
【ヤマトタケルを祀る】焼津神社
焼津神社(やいづじんじゃ)は日本武尊(ヤマトタケル)を主祭神として祀る神社で「入江大明神」とも呼ばれています。日本武尊の東征の際、この地で火攻めにあい、日本武尊は草薙剣でその敵たちを火で焼き払ったという言い伝えがあり、このことから「ヤキツ」から「ヤイヅ」に転じたという説があります。反正天皇の時代に日本武尊を祀る神社として創建され、今川家・徳川家など歴代駿河藩主からの信仰も篤かったそうです。
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【昔ながらの山村集落】花沢の里
焼津市の山あいの位置する30戸ほどの山村集落です。日本坂峠へ向かう奈良時代の東海道沿いに、石垣の上に板張りの古民家が建ち並ぶ風景が特徴で、重要伝統的建造物群保存地区に指定されています。花沢地区はお茶・みかんなどの産業が行われていて、古民家は時代に合わせて増改築を繰り返されてきたそうです。
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島田・川根本町エリア
【日本三奇祭・島田大祭帯まつり】大井神社
弥都波能売神(みづはのめのかみ/水の神)・波邇夜須比売神(はにやすひめのかみ/土の神)・天照大御神(あまてらすすめおおみかみ/日の神)の3柱を祀る神社で、3柱を総称して「大井神」とも呼ばれています。創建当初は現在地よりも上流に鎮座していましたが、1276年(建治2年)に現在地付近まで流されてきたという言い伝えがあります。大井川は洪水が多かったことや、大井川の水は農耕には欠かせないことから、流域住民から水の神様として信仰されてきました。3年に1度開催される島田大祭帯まつりは、安産祈願のために大奴が帯を太刀に下げて練り歩くというもので、「日本三奇祭」の1つとされることがあります。
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【きかんしゃトーマスのSLが走る!】大井川鉄道
(編集中)
【青色が美しいダム湖に架かる吊り橋】寸又峡 夢のつり橋
赤石山脈の隆起や寸又川の浸食により形成された複雑な地形が特徴の全長約16㎞の峡谷です。青色が美しい大間ダム湖の上に架かる延長約90m・高さ約8mの夢の吊り橋は絶景スポットとして知られています。秋は紅葉が美しいです。
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【SLを見ることができる長い吊り橋!】塩郷の吊り橋
全長220m・高さ10mの大井川で1番長い吊り橋です。近くに大井川鉄道の線路があり、きかんしゃトーマスのSLが通過する様子と大井川に架かる吊り橋を見ることができる名所として鉄道が好きな方々に人気のスポットです。
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富士・富士宮エリア
【ドラえもん登場人物?のような謎の石像がある】富知六所浅間神社
富知六所浅間(ふじろくしょせんげん)神社は山の神様とされる大山祇命(おおやまつみのみこと)を祀る神社で、別表神社に定められています。孝昭天皇2年に富士山の山腹に創建、785年(延暦4年)に現在地に移転したと伝わります。境内にある御神木のクスノキは樹齢約1200年と推測されており静岡県の天然記念物に指定。また境内にはドラえもんの登場人物を模したような謎の石像があることも特徴的です。
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【駿河国一宮・浅間神社の総本社】富士山本宮浅間大社
富士山本宮浅間大社は木花之佐久夜毘売命(浅間大神)を主祭神・富士山を御神体とする旧官幣大社の別表神社で、駿河国一宮とされる格式の高い神社とされているほか、全国各地に存在する浅間神社の総本社とされています。富士宮市街地に位置する「本宮」と富士山頂上に位置する「奥宮」の2つの宮からなります。孝霊天皇の時代に富士山が噴火して周辺地域は荒れ果てたそう。垂仁天皇はこのことを憂い浅間大神を祀ったことが起源とされています。源頼朝・足利尊氏・武田信玄・徳川家康などからの崇敬も篤かったそう。1604年(慶長9年)に徳川家康により造営された本殿・拝殿・楼門が現存。国の重要文化財に指定されている本殿は「浅間造」と呼ばれる独自の建築様式となっています。
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