どうも。鉄道のお得なきっぷなどを紹介している、ばしたく@takuburo1999です。趣味は乗り物旅です。
この記事では、関西から石川県へ旅行するときにお得な「金沢・加賀・能登ぐるりんパス」を紹介します。
2名以上で関西から石川県へ3日間旅行する方にお得です。観光施設での特典もあり、石川県内の観光名所をたくさん巡りたい方にはおすすめです!
以下で詳しくみていきましょう。
金沢・加賀・能登ぐるりんパスとは

- 関西から石川県へ2名以上で3日間旅行するときに便利!
- 特急「サンダーバード」で関西~石川県を快適に移動できる!
- 自由周遊区間内3日間乗り放題!
- 城下まち周遊バス(金沢)・キャンバス(加賀)なども乗車可能!
- 金沢・加賀・能登ぐるりんパス提示で、兼六園・石川県立美術館など主な観光施設に入場可能!
このような特徴のあるきっぷです。
2名以上で同一行程を旅行する場合に便利です。1名での購入は出来ません。
自由周遊区間は、北陸本線(金沢~大聖寺間)・七尾線(全線)などの鉄道路線のほか、城下町周遊バス(金沢)・キャンバス(加賀)などにも、金沢・加賀・能登ぐるりんパスで乗ることができます。石川県を観光するにはとても便利でお得なきっぷとなっています!
値段(1人あたり)
- 京都市内…おとな14500円、こども7250円
- 大阪市内…おとな16000円、こども8000円
- 神戸市内…おとな17000円、こども8500円
大阪~金沢・和倉温泉を運行する、特急「サンダーバード」の普通車指定席・普通車自由席を利用できます。また、関西から自由周遊区間内まで普通列車での移動も可能です。
※神戸市内発着は、大阪または新大阪から特急「サンダーバード」に乗車となるため、神戸市内~大阪・新大阪間は普通・快速・新快速を利用することとなります。また、新神戸~新大阪間を新幹線で移動した場合は、別途特急券を別途購入することにより乗車可能です。
※新神戸駅はJR在来線と接続していません。神戸市内各駅から新神戸駅へは別途運賃が必要です。(神戸~三ノ宮間など、神戸市内各駅間の利用は可能)新神戸駅へは三宮から地下鉄に乗車するのが便利です。
※京都市内は京都市にあるJRの全駅、大阪市内は大阪市にあるJRの全駅(おおさか東線の新加美を除く)、神戸市内は神戸市にあるJRの全駅(JR宝塚線の道場を除く)を指します。
自由周遊区間

- 北陸本線(金沢~大聖寺)
- 七尾線(全線)
- IRいしかわ鉄道線(金沢~津幡)
これらの鉄道路線のほかに、
- 城下まち周遊バス(金沢)
- キャンバス(加賀)
これらのバスでも、金沢・加賀・能登ぐるりんパスが利用できます!
特典
金沢・加賀・能登ぐるりんパスは、観光施設の特典もついています!
金沢市内
- 兼六園(通常310円)
- 成巽閣…(通常700円)
- 金沢城公園「菱櫓・五十間長屋・橋爪門続櫓・橋爪門」(通常310円)
- 石川県立美術館(通常360円)
- 石川県立伝統産業工芸館(通常260円)
- 金沢能楽美術館(通常300円)
- 石川四高記念文化交流館(通常360円)
- いしかわ赤レンガミュージアム(通常300円)
- 懐華樓(通常750円)
- 徳田秋聲記念館(通常300円)
- 泉鏡花記念館(通常300円)
- 金沢蓄音機館(通常300円)
- 安江金箔工芸館(通常300円)
- 武家屋敷跡野村家(通常550円)
- 前田土佐守家資料館(通常300円)
- 室生犀星記念館(通常300円)
加賀市内
- 鴨池観察館(通常310円)
- 九谷焼窯跡展示館(通常310円)
- 魯山人寓居跡いろは草庵(通常500円)
- 北前船の里資料館(通常310円)
- 中谷宇吉郎雪の科学館(通常500円)
- 加賀伝統工芸の村ゆのくにの森(通常540円)
- 石川県九谷焼美術館(通常500円)
※おとな料金のみ表示しています。
これらの観光施設では、金沢・加賀・能登ぐるりんパスを提示で入場可能です!(別途入場料はかかりません)
金沢市内は城下まち周遊バス、加賀市内はキャンバスで観光施設をめぐるのが便利です。
また、
石川県観光物産館では
- 和菓子手作り体験
- 加賀八幡起上り手書き体験
- 金箔プレート手作り体験
のいずれか1回、
加賀伝統工芸の村ゆのくにの森では
- 紙漉き入門体験「しおり」または「色紙」
- 蒔絵入門体験「菓子受け」
- 金箔はり入門体験「銘々皿」
のいずれか1回を無料体験することができます!
主な観光施設をお得に巡ることができ、また貴重な体験もでき、便利なきっぷですね♪
購入・支払い方法
金沢・加賀・能登ぐるりんパスは、電話予約・みどりの券売機・インターネット予約サービス「e5489」で購入できます。
駅の窓口での購入はできません。
インターネットでの購入
利用日1か月前の10時から1日前まで、JR西日本のインターネット予約サービス「e5489」で購入ができます。
「e5489」の利用は、事前にJ-WESTネット会員登録が必要なので、購入する方は登録しましょう!
金沢・加賀・能登ぐるりんパスの購入はこちら。
支払い方法は、
- クレジットカードでの支払い
- 駅・コンビニ・金融機関での支払い
が可能です。
きっぷは、JR西日本の
- みどりの券売機
- みどりの窓口
で受け取り出来ます。

↑みどりの券売機
受け取りの際には、
- クレジットカードでの支払いの方…支払いに使用したクレジットカード、予約番号、電話番号
- その他の方法での支払いの方…受け取りコード(QRコード)、電話番号
が必要です。
※電話番号はJ-WESTネット会員に登録している番号です。
どのくらい利用すれば元が取れるのか
金沢・加賀・能登ぐるりんパスを利用する、どのくらい利用すれば元を取ることができるのでしょうか。
関西~金沢の通常往復運賃と比較していきましょう。
通常運賃は、特急「サンダーバード」乗車区間は普通車指定席の通常期おとな往復運賃で計算します。
- 京都市内…14500円(通常…13800円、あと700円!)
- 大阪市内…16000円(通常…15300円、あと700円!)
- 神戸市内…17000円(通常…16600円、あと400円!)
神戸市内から金沢への運賃計算は、神戸市内~大阪は普通・快速・新快速利用、大阪~金沢は特急「サンダーバード」普通車指定席利用で計算しています。
往復だけでも、ある程度元は取ることができますね。
金沢・加賀・能登ぐるりんパスは3日間有効なので、せっかくなら自由周遊区間を思いっきり観光して、使い倒しましょう!w
関西から石川県の観光にとても便利でお得な、金沢・加賀・能登ぐるりんパス。ぜひ、石川県への観光には金沢・加賀・能登ぐるりんパスを利用してみてはいかがでしょうか。
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